この記事では、私がヨーロッパから日本に向かう最中に、乗る予定だった飛行機がキャンセル(欠航)になってしまった時の体験談をお話しをしようと思います。

他にも、飛行が欠航になるなど困った状況に陥ってしまった方の参考になれば幸いです。(とはいえ、状況は変わると思いますので、詳しいことは航空会社などに直接お問い合わせいただくのが一番正確で早いと思います)

背景の詳細:

2022年12月にルフトハンザでロンドンからフランクフルト経由で日本の羽田空港に飛ぶ便を予約していました。ロンドンからフランクフルトまではルフトハンザ便、フランクフルトから羽田まではANAとの提携便でANA運営の便でした。予約は、ルフトハンザの公式ホームページから直接予約したものです。ふつうのエコノミーです。

出発予定の当日の流れ:

この当時は、ロンドンのヒースロー空港はかなりの混雑カオス状態にあり、チェックインするための列に1時間半ほど並んだ気がします。ヒースロー空港では、コロナやストライキ?等の影響で職員が足りておらず、かなりカオスな状態になっていました。

そんな中、何とかチェックインを済ませ、荷物を預け、出国をします。

そして、ポテトフライを食べながらのんびりフライトを待っていたのですが、そろそろゲートが明らかになると思い、アナウンスを確認すると、「キャンセル(欠航)」と出ていました。

長くたいへんな旅になるとは思わず、呑気にLEONでポテト食べてた。おいしかった。

それをみて、急いで、変更等のできるカウンターに向かいます。

知っている方も多いとは思いますが、どの空港にも出国した後の空港の場所に航空各社の小さなカウンターがあり、ここで変更等の手続きをしています。

そこで待っていたのですが、一向に職員の方がきません。他の待っている方の中には、航空会社に直接電話を試みていた人もいたのですが、うまくいっていないようでした。

そしてしばらくすると、(おそらく30分くらい後だったと思います)、自分の予約したメールアドレスに、代替便の連絡がきました。自動的に振り分けられたもののようでした。

例えば私の場合は、その日は夕方にフランクフルトに行き、羽田行きにのり翌日の夕方に東京につく予定ものだったのですが、振り返られたのは翌日にロンドンからシカゴに行き、翌々日にシカゴから東京に飛ぶ便に変更されていました。

正直「なぜシカゴ?」と驚いたのを覚えています。日本にいくのに、アメリカ経由とは想像もしていなかったので。おそらく他に便がなかったのでしょう。今思うと、シカゴ経由で1日シカゴ観光できるなら、それはそれで楽しかった気がします。

しかし、その後カウンターに係の方がきてくれて、その日のうちに香港へとび、香港から日本に行けるような便に変えていただきました。この職員さんは一人で一生懸命働いており、本当にありがたかったです。

便を変更したため、ターミナルも変えなくてはならず、急いで、またイギリスに入国し、ターミナルを変え、チェックイン手続きをしました。入国せずにターミナルを変える行き方もあったそうですが、よくわからなくて、こっちになってしまいました。職員さんに聞いて、誰も通っていない通路を通っていきました。

違うターミナルについてチャックインする時、私の荷物はすでに預けてしまっていたので、その旨を伝えると、新しい航空会社の方(キャセイ・パシフィックでした)が手配してくれるとのことでした。きちんと変更できているかや、出発まであまり時間がなく不安だったのですが、ちゃんとチェックインしてくれて、また出国し、ゲートに向かいます。

そして飛行機に登場する際に、荷物は間に合ったかと聞いたところ、まだなので次の便で香港に送るということでした。全体的にキャセイの方はみなさん親切でとてもありがたかったです。

これ見ると空港って感じしますよね。どこで撮ったのかは覚えていないです…

出発予定の翌日(もともと日本到着予定日):

そんなふうにして香港に出発したのですが、出発が2時間ほど遅れてしまい、乗るはずだた香港から羽田行きにのり遅れてしまいます。香港についたときには、出発してしまった時間だったのです。

そのため、飛行機をおりたところで待っていただいたキャセイの係りの方に連れられ、ラウンジに案内されました。飛行機も取り直してもらえ、その日の深夜に出るJAL便に変えてもらうことができました。少し待ち時間は長かった(夕方6時ごろから真夜中の1時のフライトまで待ちました)のですが、それが羽田も成田も含め一番早く出る香港から東京便だったので、仕方ありません。

また、ビジネスラウンジに案内してもらえ、ぬくぬく快適に過ごしました。素敵なシャワルームがあったり、美味しい坦々麺やワンタンメンが食べれたり、バーテンダーさんがカクテルを作っていたり(私はお茶等しか飲んでいませんが)、とても素敵な空間でした。

ラウンジ本当に素敵でした。いつかちゃんと自分でビジネスクラスに乗りたいとはじめて思いました!
食べた坦々麺と焼売。すっごくおいしかったです。気分が上がりました。
シャワールームの素敵でした。ロンドンの家を出発してもう25時間くらい経っていたので、本当ありがたかったです。

一方で、ヒースローのバタバタさから若干予想はついていたのですが、この時点で私の荷物は香港にはついておらず、どこのあるのかもよくわからないとのことでした。しかし、この時点でバゲッジロストの申請をもうしていただけ、私がすることは減ったので、それはとってもありがたかったです。香港で対応してくれたキャセイの方もみんな丁寧で親切でした。

3日目:

そうして無事深夜の便で東京につきました。荷物はないのはわかっていたので、すごくスムーズでした。ロンドンを出発してから3日目になっており、正直こんなに長い旅になるとは思っていなかったのですが、体験としては面白かったです。

お茶とお菓子もいただきました。エッグタルトが香港!って感じですよね。香港行きたくなってきた…

後日の対応:

その後、結局荷物は1週間後くらいに見つかり、自宅に送られてきました。なくならなくて、本当によかったです!

しかしこの体験を通していくつか学んだことがありました。以下の通りです。

  • 大事なものは預け荷物に入れない方が良い。高価なものは、レシートなどをとっておくと良い。
  • 何を入れたかわかる写真や、スーツケースの写真があると良い。
  • スーツケースにタグをつけたり、ベルトをつけたり、自分のものとわかりやすくしていると良い。
  • 乗り換え便では、キャンセルしたときなどに面倒なので、やっぱり直行便が良い。

ヒースローがカオスなのは知っていたので、そうゆうときはなおさら気をつけなくてはいけないなと思いました。(2023年2月現在はそうでもないです)

その後の補償について:

そして、ヨーロッパ発着便には、遅れた場合や欠航した場合に、補償をしなくてはならないという決まり(Passenger Right という)があります。それを聞いたので、ルフトハンザに申請したところ、その補償の最大の600ユーロがもらえました。(距離で判断するようで、東京だったので、最大になったようです)

荷物が遅れてしまって、新しく買ったものに関する補償も申請しようと思っていたのですが、その管理はキャセイが担当で、うまく連絡できなかったこと、対応自体は満足していて、荷物はちゃんと返ってきたこともあったので、そのままうやむやにしてしました。

ですが、ヨーロッパ発着便の場合は、こうゆう補償が決まっているので、万が一していない方がいれば、航空会社に直接問い合わせてみることをお勧めします!(ルフトハンザの場合はこのテキストのリンクです)

今回は、東京にくる便ということで、旅行とは少し違い、荷物がなくてもまあまあ生活できたのですが(洋服などは買いましたが)、1週間の旅行等でしたら大変ですよね。最悪、荷物が届く頃には、自分はもう出国してしまうなどもありそうです。

調べてみたら、本当に荷物がなくなってしまう確率というのは1%以下らしいのですが、ヨーロッパではロスバゲの確率は確実に増えているようです…(アジアは一番低いらしいです)ので、みなさんお気をつけください!

ちなみに、他の方でルフトハンザで荷物がなくなった他の方の記事も見つけました!彼はアップルタグで荷物がどこにあるかもわかっていたにもかからわず、どうしようもなかったようです。

コロナ後の旅行は少し難易度が増しているように感じますが、みなさんお気をつけて、ご旅行を楽しんでください!

他の旅行と飛行機に関する記事は以下がありますので、よかったらご覧ください。飛行機に乗ると、「旅行している!」って感じがしますよね。

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