最近の傾向として、家事を「最新の家電を使ったりライフハックを学んだりして、最短最小エネルギーでする」ことを目標をしていることが多い気がします。
それはそうですよね。共働きが当たり前の世代だし、時間はない。出来るだけラクして、省いていきたいですよね。わかる。
ただ、わたしとしては家事って、「楽しい息抜き」なんです。しなくてはいけないからやっている、というよりかは楽しんでいるのに、何でもかんでも簡略化してしまうのは、違う気がしてしまって。
アイロンのいらない服を買うのもいいけれど、シワシワだった服がピシッとのびた時って気持ちよくない?とか、カット野菜を買うのも良いけれど、野菜をモクモク切っているのって楽しくない?掃除を頼むのも良いけれど、シンクの水垢が取れてピカピカになった時って達成感すごくない?とか思っています。
自分は元々わりとキャリア志向な人間だとは思うのですが、家事って、息抜きにちょうど良いんです。わたしにとっては。
とはいえ、わたしは元々家事全般がとっても苦手でした。料理もできなくて、基本買ってきたり、買ってこれない時は食べるのを我慢するときもあったくらいだし、、
だけれどそんな人が「家事って楽しいよね」となるまでに至ったお話を今回は書こうと思います。
(補足)家事は大変だと感じているけれど頑張っている人や、忙しくてありとあらゆる時短をしている人を批判しているわけではありません。ただただ、人生の優先順位が人によって違くて、それぞれに合った方法をとっているだけだと思うので。それに、環境によっても違いますよね。わたしがもし大家族の家事を一手に担っていたら、たぶん家事が楽しいとか息抜きとか言っている余裕はないかもしれない、
目次
- 家事全般が嫌いだったとき
- 楽しみながらしてみたら、楽しいことに気づいた
- 「時短」だけを目指すんじゃなくて、「楽しい」家事もある気がする
家事全般が嫌いだったとき
家事が嫌いだったとき、できるだけ家事をするのを避けていました。洗濯物を限界までためるとか、冷凍食品を買いためるとか、最近の簡単な食べ物を買いためるとか。
自分としても、とにかく苦手という意識が強くて、掃除をしたり洗濯をしているときもイヤイヤやっていました。イライラしてることも多かったくらい。
だからこそ、なんでも投げやりでした。
例えば、料理するのも、めんどくさくて野菜を洗わないとか、皮をむかないとか、分量をはからないとか、レシピをみないとか。洋服もどの服も同じように洗濯機に放り込むだけだったり。
今思うと、時間がなかったのもあるとは思うけれど、まずは、「家事はめんどくさくてつまらないもの」という思い込みがあったように思うのです。

楽しみながらしてみたら、楽しいことに気づいた
その後、すこし時間の余裕ができて、時間をとって料理をはじめました。そしたら、ずっと嫌いで苦手だった料理の楽しさに気づいたのです。丁寧にするだけ美味しくなるし、そうなると色々工夫したり、作業するのも楽しくなってくる。
料理だけじゃなくて、料理道具も大切にするので、洗ったり、掃除をしたりなどのメンテナンスも楽しい時間になりました。
「どうでもいい」と思っていたものを、丁寧に選んで、大切にしてゆくと、身の回りが好きで大切なもので溢れるようになりました。そして、なんだか自分まで素敵な存在になったような気さえしてきます。
そんなふうになって、気付いたら自分の身の回りのものを管理する時間は、大切で楽しい息抜きになっていたのです。
「時短」だけを目指すんじゃなくて、「楽しい」家事もある気がする

なので、機械にたよるとか外注するとかも素敵なんだけれど、「どうしたら楽しめるか」を考えるのも、良いのじゃないかと思うのです。
例えば、好きな掃除セットをそろえてみるとか。好きな音楽をかけながら作業するとか。
あと、個人的にはいろいろ貯めて一気にするよりも、コツコツとかちょっとずつ毎日してる方が、楽しい気がしています。まとめちゃうと、重労働になって、「めんどくさいなあ」という気持ちが出てきやすいから。
そんなふうに、自分なりの楽しみかたを見つけられるといいですね!