「自分の経験を面白くはなすスキル」みたいなものがあるのかな、と最近思うようになった。そうゆうのを持っている人たちは、最初から笑いのセンスという才能があったんじゃなくて、多分、”自分が話して人を笑わせる”のが好きで、努力をしてそのスキルを獲得していったと思うのだ。(本人が努力とは思っていないにせよ)

目次

  1. 自分のストーリーを面白く話せる人は強い
  2. 有名なコメディアンも、1回で面白い話を作れるのではなく、練習して練習して良かったものを披露している
  3. プロはプロセスを確立していて、高いクオリティのものをたくさん生み出し続けられるひと。それは才能じゃなくて、スキルなんだと思う

自分のストーリーを面白く話せる人は強い

この前、The Third Doorと言う本を読んで、自分のことを人に面白く紹介できるのは、ひとつの強みなんだなということを感じました。(どうゆう意味で強みなのかは、実際に読んでみてください。

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そこで、面白いはなしをするひとは、何がちがうのだろう。ということを考え始めました。例えば、世の中には、思わずわらってしまうような面白い話をする方たちがいて、わたしはそんなひとたちがとても素敵だなと思ったりしている。とくにスタンドアップ・コメディアンの方々の、ちょっとシニカルな感じの笑いとかはとても大好きです。(ちなみに、スタンドアップ・コメディがわからない方はこちらへ

だけれど、私はわりと話のつまらないほうの人間という自覚があるし、わりと凡人な生活をしてきたとおもっていたので、なんだかそうゆうひとたちと自分は別物だと思っていたんですね。

だけれどこの前、Third Doorという本を読んで、「経験自体じゃなくて、自分の経験を面白く話せるかどうかが大事なんだ」みたいな話をきいて、そうか、そうかもなと思ったんです。

有名なコメディアンも、1回で面白い話を作れるのではなく、練習して練習して良かったものを披露している

それに、いつだったか、アメリカの有名なコメディアンであるクリス・ロックが、どんな風にネタをつくっているかということを、本かなにかを読んだんです。

彼は、いくつかのネタを自分のメモがなにかに書き止め、それをもって、地元のコメディアンサークルかなにか(とにかく、実験台)で、そのネタを披露します。そして、良かったものだけ、どんどんブラッシュアップしていって、大きなショーみたいなところでネタを披露するんですね。

だから、たとえばNetFlixでみるネタとかって、きっと彼からしたらもう何回も披露してきたネタなんでしょう。だから、ちょっとした間の取り方とか、言い方とか、そんなところまで、徹底しているんだと思うんです。

そのお話をきいたとき、「どの世界もプロはプロなんだなあ」と思いました。彼は確かにコメディの才能もあるとは思うけれど、それだけじゃきっと湧水は枯れてしまいます。そうじゃなくて、「ジョークをつくるプロセス」みたいなものを自分のなかで構築していて、それによって毎回一定レベルのジョークを生み出しているだと思うのです。

これって、きっとお笑いの世界じゃなくて、ほかの世界のプロの方々もきっとそうですよね?

プロはプロセスを確立していて、高いクオリティのものをたくさん生み出し続けられるひと。それは才能じゃなくて、スキルなんだと思う


そんなことをおもって、「そうか、お笑いもスキルなのか」ということをふと考えています。だから、きちんとそれなりの努力を積んでいけば、よく滑るひとから、笑を提供できるひとになれるんじゃないかと、思うわけです。

なので、どんなふうに話したらおもしろくなるのかなーということをちょとだけ論理的(客観的に?)考えてみることにします。まずひとつに、意外性。これは、よくスタンドアップコメディであるのですが、話をふむふむと聞いていて、あるとき突然前の話とつながったり、明らかに想定していなかった事態の話になったりすることです。なので、「意外性」。しかしながらこれは、「ある一定のこれはこうゆうものという価値観を共有している」という前提がありますよね。スタンドアップコメディを見始めたときに、たとえば人種のステレオタイプなどがわかっていなかったので、わりと笑うポイントがわからなかったりしました。なので、「ふつう私たちはこうゆう価値観をもっているけれど、ちがんうんだよね!」という笑なので、きちんと価値観を共有していることが大切です。

もうひとつよくみるのは、「みんな思ってそうだけれど、言っていないギリギリのライン」みたいな笑いがスタンドアップコメディでは多いですよね。わりと、「よくぞ言ってくれた!」みたいなのが多いですね。なんとゆうか、言語化能力が高い共感性のあるお話でしょうか。そんなことをうまい具合に、ユーモアが感じで言うのがいいのかもしれません。とくに真面目なはなしをしているときじゃなくて、わりとどうでもいい話をしているときに、きちんとした意見みたいなものを発信していると、かっこいいな!と思います。


あとはふつうに、関西人風のオチがあるとか、リズムがいいとかなんでしょうか。そのへんは、地域性によって笑いとかも違ってきますし、ありと、そこではやっている笑いにあわせてゆくのが良いのかもしれませんね。とゆうことで、今後も笑いとしゃべりについては、ちょこちょこ勉強と実践を繰り返して行けたらと思います。

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