パンデミックになってから大変なこともたくさんあります。 大変な苦労している方や、私たちの生活を守るために必死で働いてくださる方もたくさんいます。そういう方には感謝の気持ちでいっぱいです。
一方、自分個人の生活だけを見てみると、パンデミックの中で良かったこともたくさんありました。
そのためこの記事では、パンデミックに関連する生活環境の変化について、よかったことをまとめました。気持ちを前向きにしたり、今回わかった良かったことについて、忘れないようにするためになれば良いなと思っています。
ちなみにこれを書いている人は以前、「ひきこもりが好きなひとによる、たのしくひきこもる方法」という記事を書いたことがあるくらい、内向的で引きこもりの生活に向いているタイプの人間です。そういったタイプの人からの視点であることをご了承ください。
目次
- 元気なだけで幸せだなーと思えるようになった
- 集まりみたいなものが減って、つきあいが悪いとならなくて、快適。
- 週末は遊びに行かなきゃというプレッシャーから解き放たれて、ラク
- メイクや仕事服など、マナーや見栄のためにお金を使わなくて良い
- 家でする創作が楽しい(料理・陶芸・裁縫・園芸などなど)ことに気づいた
- オンラインイベントがラクで良き
- 生活範囲は徒歩圏内もしくは自転車圏内におさまっていると快適
- 緑の中を散歩するのが楽しい
- おまけ:変化で気付いたこと
- まとめ
元気なだけで幸せだなーと思えるようになった
まず、今まで当たり前だと思っていたことができなくなり、今まで随分恵まれていたんだなあ、ということを思いました。日々のなかで、しあわせなことが、たくさん見えてくるようになりました。
その上で、意外といろんなものがなくなっても、 案外生活を楽しくおれたりしていて、必要だったものはそんなに多くなかったんだなあということを感じています。
いまでは、自分や周りの人が元気にニコニコしていればそれだけで十分だなぁと思うようになりました。 そういう意味で、以前より幸せだなとよく感じられるようになって、よかったかな。
集まりみたいなものが減って、つきあいが悪いとならなくて、快適。
いわゆる付き合いの集まりなどが減ったことで、付き合いが悪いとならなくていいことです 。極めてよい!
特に今では、むしろそういうのに参加しないことはいいことなので、申し訳ない気持ちになったり、 後ろめたくなったりしないの良いですね。むしろ感染を避けていて、誇らしい気持ちになれるので、とてもよいです。

週末は遊びに行かなきゃというプレッシャーから解き放たれて、ラク
もうひとつは似ているんですが、(ちょっと変に聞こえるかもしれないけれど)、無駄に遊びに行かなくてもいいことです。
普通の生活だった時には、休みになったらどこかに旅行したり、 話題の場所に行ってみたりする方も多かったと思います。
そのため、普段は週末は何をしていたのという話をすることも多く、個人的には、どうしても週末にどこかに行ったりしなくてはいけないようなプレッシャーというものを少し感じていました、勝手に。
今ではむしろ、引きこもっていることはいいことなので、 それがネガティブに捉えられないのがすごくいいなと思っています。
また、そういったある種「遊びに行かなきゃいけない」という固定概念から外れることで、自分が家にいることが好きだったり、わざわざ遠くに行かなくても楽しく過ごせることがよくわかりました。
メイクや仕事服など、マナーや見栄のためにお金を使わなくて良い
今までは、仕事服やメイクなど、別に自分が好きでやってるわけではないのですがマナーのためにしていることが多くありました。意外とそういうのって、コストもかなりかかっていたんです。
でも、外にでなくなることで、メイクもしなくなったり、小綺麗な服を買わなくなったりしました。とてもよい。
かわりに、自分がワクワクする経験や、家の心地よくいられるものに使うことが増え、そのほうが圧倒的に幸福度が高いです。
くわえて、外にいるときはちょっとした休憩のためにつかっていた、コンビニやカフェ代がかからなくなったことも良いです。いまは家にあるご飯を食べれるので、自分の健康のためにもよかったなと思っています。
家でする創作が楽しい(料理・陶芸・裁縫・園芸などなど)ことに気づいた
外に遊びに行かない代わりに、ここ最近は家でできる創作活動みたいなことをいくつか始めたりしました。
料理ができなかった人が料理が好きになるまでというのとも書いたのですが、 いろんなことに挑戦しているところです。料理とか陶芸とか裁縫とか。
そのなかで、創作の楽しさの虜になっています。創作のいいところは、上手くなっていくと、どんどん難しい技術に挑戦してみたくなったり、物事に対して前向きになれることです。楽しみとして、つきないことがよい。
こうゆう前向きな向上心のある楽しみは、どこかに行って観光地を楽しむような消費的な趣味だけをしていたら、得られなかった楽しさだと思うので、 大切にしていきたいなと思っています。今後も続けてゆきたい。
個人的にはとくに、プラントベースの料理と、その料理につかうハーブを育てると、裁縫に力をいれたいかなあ。あとは文章をかくことと絵を描くこと。

オンラインイベントがラクで良き
さらに、オンラインで行われるイベントとかセミナーとかに、簡単に参加できることがいいなと思っています。
日本にいても、海外のセミナーを受けたり、時間や場所にとらわれずに、自分の視野を広げられることがすごくいいですよね。
さらに、学校などに通うよりも楽で労力が少なくできて快適でした。学校に通うことはできなくても、自宅から講義をきくことはできたりします。なにかをやりながらでも良いですし。その場所にいくまでの労力が減って、その分勉強内容に集中できることにも気づきました。
さらにさらに、リアルなセミナーと違って、話を聞きながら知らない言葉などをすぐに調べられたり、おすすめされた本をすぐに購入するなどのアクションがとりやすいことも魅力的です。
こういったことは今後もオンラインで続けてほしいなと思っています。
生活範囲は徒歩圏内もしくは自転車圏内におさまっていると快適
これは前々からそうだったのと思っていたのですが、 生活範囲が徒歩圏内もしくは自転車圏内に収まっているとものすごく快適かなと思います。わたしはね。
そしてこれは仕事が全部リモートになったりすると実現しやすいですよね。
ちょっと前に一人暮らしをするならどんな家がいいのかということを書いたのですが、 この時もう職場は徒歩県内もしくは自転車圏内がいいよという話をしていました。
緑の中を散歩するのが楽しい
通勤などを含む、勝手に今までしていた運動などが減ると、 自分で運動する時間とを入れたほうが良くなりますよね。そういうわけで散歩をしたりしていたのですが、 緑の中を散歩するのが一番良かったです。
そうゆう素朴な楽しみとか幸せを見つけられたのは、よかったです。
また感染を避けるという意味でも、都市のなかにあるみどりのオープンスペースの大切さが増したのかなと思っています。公園って大事。

おまけ:変化で気付いたこと
それから、よかったことではないのですが、いろいろオンラインになってゆくなかで考えたこともあります。
それは、今後オンラインが浸透してゆくと、オンラインで発信するのがもっと大切になってくるかもしれない、ということです。
買い物などもオンラインが基本になり、ネットで探すようになると、逆にネットのなかで存在感がないと、見つけてもらいにくくなるかもしれません。これは人も一緒で、SNSのアカウントがないと、存在感がなくなってしまうかもしれないな、と。
個人的には、身近な親しい人たちとのリアル関係性のが、SNSと比べ物にならならくらい大切だと考えています。それでも、新しい人にあったり、友達を増やしたり、自分の会いたいひとに会うことや世界を広げてゆくという意味では、ひろくSNS発信することって大切なのかなと思ってきています。
どんどんオンラインの世界が大きくなってくると、リアルな世界とオンラインも社会の隔たりみたいなものが、なくなっていきそうですよね。これは今後どんな感じになっていくのか興味深いので、のんびりみてゆきたいなとというところです。
まとめ
全体として、オンラインが増えてひきこもるようになってから、個人的にはよいことがたくさんありました。そのほとんどが、「○○すべきorしなくてはならない、という自分の勝手な思い込みが減ったこと」かな。
これはこう、みたいに型にはめていることがあって、それで自分自身を苦しめている部分があったけれど、それらがいろいろとれて、大事なことが見えやすくなったなあと。
もちろんこれは、ひきこもったからなのか自分の変化がただおこったからなのかはよくわからないけれど。ただ、いろいろラクになったことが多かったです。よかった。
こんなふうに、パンデミックのおかげで良かったこともたくさんあったので、今回のいろいろわかったことを、今後も大切にいていきたいなと思います。