好きなものに囲まれて、
ぬくぬくおこもりと、ご自愛しながら、
人生を楽しもう。
おこもりマガジン、Okomo.

おこもりマガジンができた理由
雑誌をつくりたい、の気持ちと始まり
「雑誌を作りたいな」というのを、ずっと思っていました。
本を読むのが大好きで、雑誌も好き。
雑誌は文章だけじゃなくて、デザインも凝っていたりするのが、読んでいて楽しい。自分で文章を書くのも好きで、ブログも書きます。デザインも好きで、ブログのデザインに凝ったりもしていました。
でも、雑誌をつくるのって、難しそう。そう思っていたんです。取材をしたりもできないし、そもそも何を書けば良いのかわからない。雑誌を書くくらい、内容がなくならないくらい好きなことってなんだろう。
そんな風に、困っていました。
おこもり自体を、テーマにすることにした。
そして気付いたんです。
「おこもり」自体をテーマにしたら、どうだろう。
確かにわたしは趣味もたくさんあって、どれもそんなに深い趣味ではないかもしれません。本を読んだり、漫画も好き、ネットフリックスもすき、ひとり旅も好き、料理も好き。バラバラです。ただひとつ共通点がありました。
それは「自分の世界に篭ること」。自分の世界にこもって、楽しめることたちなのです。
だからこそ、同じように自分の世界にこもって、楽しむことを追求している方々といろんなことを共有したいな、と思いました。
そうしたきっかけで、このおこもりマガジンOKOMOは生まれたのです。
「おこもり」ってなあに?
「おこもり」って、いろんなのがあると思います。
いちばん想像しやすいのは、おうちにこもっていること。
一方で、おこもりってもっと大きな概念だと思うんです。
わたしにとっては、「自分の世界にこもって、ぬくぬくしていること」です。
物理的におうちにいる時だけじゃなくて、ひとり旅で外に出ている時も、外こもりというおこもりの一種だと思うんです。結局、自分の世界の中で、ひとりで楽しんでいることには、かわりないから。
おこもりとは、ぬくぬく幸せなこと。
そして、「おこもり」という言葉には、「ぬくぬく幸せな感じ」も含まれています。
ほわほわした布団にくるまっている時、温かい日差しのしたでぽかぽか日向ぼっこをしている時。
そんな時みたいな、やわらかで心地よい体験のようなものです。
おこもりとは、「自分を大切にするために、自分の世界にこもる体験」なんだと思います。
その体験が、自分を癒してくれたり、エネルギーを与えてくれたり。そんな素敵な空間・時間・体験をこの雑誌では取り扱ってゆきたいなと思っています。
自然体で背伸びの少ない雑誌にしたい
おこもりマガジンOkomoは、できるだけ自然体な雑誌にしたいと思っています。
他の言葉でいうなら、「よく見せようと思いすぎない」ようにします。
雑誌というのは、やっぱりおしゃれな方が格好良いから、知らず知らずのうちに、「よく見せよう」「もっとおしゃれに」となってゆくものだと思います。
でもそうすると、現実の私たちの世界とは違うものになってしまって、「生活スタイルを真似する、参考にする」ことが難しいものになってしまいます。
そうすると、「おこもりって楽しいよね」というテーマだったのが、「おこもりは高すぎてわたしには無理そう」とハードルをあげてしまうことになりかねません。
それはこの雑誌が目指すところではありません。
あくまでも、「この雑誌を読んで楽しい気分になった」「生活に取り入れよう」と思ってもらえる雑誌になりたいのです。
もちろん、これを書いている人も人間なので、「よく見せよう」と思ってしまうことはあります。また、わたしにとっては当たり前で簡単なことでも、他の人から見たら難しいこともあるかもしれません。
ただ、いつでも出来るだけ「これは自然体な言葉かな?」を気にするようにします。
おこもりは、非おこもりと両立する。
この雑誌は「おこもり」を推奨する雑誌だけれど、「非おこもり」を反対するわけでは決してありません。
非おこもりとは、例えば社会的な関係とか人間関係とか、いろいろおこもりの対局に位置するようなことたちですが、これらとおこもりは両立します。
そもそもおこもりとは程度問題だと思うのです。
わたしみたいに、年中おこもりが大好きな人も入れば、普段は家族同僚友人に囲まれていて、ほとんどおこもりの時間をとらない人もいます。
しかし、そうゆう人でも年に1回、ひとりでカフェに行ったとすれば、それはおこもりの時間ですよね。
そして、その人にとっては、年に1回のカフェがいちばん良いおこもり具合なのかもしれません。これは人によります。そしてそれには、良いも悪いもありません。
ただただその人の特性というか、好みの問題なんだと思います。
だからこそ、自分にあった「おこもり具合」を見つけていただければと思います。
「人といつも一緒じゃないと不安だったけれど、ひとりでおこもってみたらとても楽しかった」という人もいるでしょうし、「普段存分におこもりをしているので、たまに社交的に場所にいくのがとても楽しい」という人もいるかもしれません。
人それぞれです。おこもりはその人にあった形で、その人の人生をより良くするためにあるのですから。
そんなふうに、ぬくぬく幸せな気のはらない雑誌をつくれたらよいなと思っています。
それでは、OKOMOを楽しんでいただけると幸いです。