何かについて考えているとき、悩んでしまうことがある。
たとえば、「今月お金が足りないどうしよう」「だれだれに変な風に思われたかもしれない」「将来はどうなるだろう」そんなことだ。
そうゆうことを考えているとき、実際は、頭はうごいていなくて、全部感情に左右されている。あたまのなかに、「不安だ、不安だ」というものがたくさん詰まっていくばっかりで、答えは全然出てこない。
それだけじゃなくて、もしかしたら、「答えにたどり着けたかもしれない、行動にうつしたら、なにか変えられたかもしれない」そんな時間まで消費してしまうのだ。
「どうしよう、どうしよう」と思っている間に、「できることをリストアップして、上から順番に潰していく」ほうがずっとずっと効率的だ。だって、いくらあたまのなかをぐるぐる回ったって、答えはかわらないのだもの。
考えているときと、悩んでいるときのちがい
「悩んでいる」状態は、考えているときとは、ちがうものだ。たとえば、わたしなりに定義するなら、こんな感じ。
考えているとき:生産性のある進展があること
悩んでいるとき:ただ同じところをぐるぐるしているだけ

というように、上の図にあらわしてみたけれど、こんな感じ。
でも、悩んでいるときって、なかなかその違いに気付けないのだ。自分はなんとなく、「努力をしている」「頑張っている」と思っちゃったりするから危険なのだ。
だからこそ、なにか不安なことがあるときは、丁寧に分解をしよう。分解をして、必要なところを抜きだそう。そうしたらきっと、悩むから、考えるにかわって、ちょっとは解決に向かうはず。